
緊急事態宣言明け。
7月以来のファミリーキャンプへ行ってきた。
前回キャンプ

今回向かったのはユートピアサイオト。
3週間ほど前に日帰りで遊びに行き、広々とした雰囲気がキャンプにも星空観察にもよさそうだったので、シーズン最後の週末となるギリギリの日を予約。(スキーシーズンは、キャンプ場は閉鎖)
午後1時のチェックイン開始を少し過ぎたあたりだったが、到着するとすでにフリーサイトは10張り近くテントが張られていた。
またもやあの人と居合わせた
フリーサイトは車を横付けできないので、道路に止めて荷物を下ろす必要がある。
どこに張ろうかと車から降りて考えていると、一人の男性が、

このへんに張ってはどうですか?
と隣のスペースをすすめてきた。
※画像はイメージです。(アンディ・ラウ 出典:https://cinefil.tokyo/)
不意をつかれてマゴマゴしていると

隣に張ってもらって全然構いませんよ
と強くすすめてくるので断るわけにも行かず、しぶしぶ荷物を下ろすことにした。
なんだろう、この惹き付けられる魅力とパワーハラスメントは、としばし考えていたが、DODのタープやテント、チェアで揃えられたオシャレなサイトのたたずまいを見て、どこか見覚えのあるその男性を思い出すのに時間はかからなかった。

ああ、えび〇〇さんだ。
えび〇〇奥さんとえび〇〇少年も一緒だ。
ブログでしか見たことのない生えび〇〇ファミリーを目の前にして、近所の家電量販店で有名人(ねずっちの相方)を見た時と同じくらいの衝撃で震えが止まらなかった。
ああ、生えび・・・。
生えび 3貫揃ってる・・・。
しかし、〇〇かにさんはキャンプブログ界の1、2、3、4、5または6、いや、7、8を争うほどの有名ブロガーさんなので、不用意に会話の中で「〇〇かにさん」と呼び掛けたりしてはいけない。
その声で周囲のキャンパーさんがえ〇〇にさんに気付いて、即席サイン&握手会などが始まりかねない。
いずれにしても、えびかにさんの隣でテントを張らせていただき、すてきな時間を邪魔しないようにキャンプをすることにした。

この日はシーズンマックスの16張りとなったようだが、それでもまったく窮屈な感じはなく広々。(通常は10張り程度で制限している)

テントそばで子供達がボール遊びができるくらいだ。
キャンプのお父さんは忙しくて日が暮れたことにも気づかない
設営を終えて一段落したところで、隣のテントにお邪魔し、えびかにさんのキュートな奥さん&キュートなえび少年への溺愛っぷりを目の当たりしていたが、しばらくして、ヨメさんが「芋を焼け!」というので、そこらへんに転がっている石を拾ってダッチオーブンで石焼き芋を試みた。

そして見事に成功。。。
焚き火でやらなくてもできるんだな。
休む暇もなくすぐに夕食の調理。
キャンプでのお父さんは忙しい。
キャンプ「での」って言うと普段暇みたいだから、キャンプ「でも」が正しい…。
隣のテントでは基本的にえびかに奥さんが料理をされているようで、その様子に目を細めつつ、我が家の虐げられた現状を憂うと涙で目がかすみ、肉の焼け具合がよくわからない状態であった。

肉を焼いて涙が乾いたあともなんだか周りがよく見えないな、急に視力が落ちちゃったよ!と思っていたらいつの間にか日が暮れていた。
満天の星空と天の川と流れ星
食事を終えると、星が徐々に見え始めた。
くもりの予報だったが、ほとんど雲がないNO CLOUDSな満点の満天の星空が広がった夜のSTARRY SKYのNIGHTだ。(意味が重複しています)

リアル天の川を見るのはムスコたちも初めてだったので、最初こそ感動していたようだったが、日中ずっと走り回ってえびかに少年と遊んで疲れていたのか早々とテントに消えた。
消えた・・・というのは比喩表現で、分かりやすく言うと寝た、ということです。(いちいち解説)

少し肌寒い夜だったので、自分の焚き火台は出さず、さも当たり前のようにえびかにさんの焚き火にあたらせてもらう。
オヤジ二人だけが星の虜となって、空を見上げていた。

あ!今、流れ星が見えましたよ

え?本当ですか

少しの間見上げてたら、結構見えますよ

あ!今、見えましたよ
注)オッサン二人の会話です。
いつだってロマンを求めるのは男のほうだ。
女性はマロンの方がお好き・・・ですね。
※YAMA@CAMPはジェンダーレス、ジェンダーフリーを尊重し、性差別的表現ではないことをお断りしておきます一応。
30分ほど試しに星グル撮影したり。

少しフリーサイトから離れて明かりの少ない場所で天の川を撮ったり。
同じ趣味のオッサンえびかにさんがいるというのはうれしいものだ。

ここの星空は、個人的に行ったことのあるキャンプ場の中では、小板まきばの里と1、2を争う星空キャンプが楽しめる場所ではないかと思う。

次回は高野豆腐を持参で
夜が明けて、朝露の芝生が気持ちいい。

誰よりも早起きなお父さんはそこらへんを犬の散歩のようにウロウロしたあと、当たり前のようにホットサンドマシンと化し、ムスコたちに「おいしいか?」と聞いても「まあまあ」という評価を頂くのが我が家のキャンプの朝だ。
撤収時にはまるで夏のような暑い日差しのなか、子供達のサッカーに付き合わされ、ゴール前に守護神として立ちはだかりながら撤収もするという二足のわらじ、いや、今風にいうと二刀流を強いられたため、疲れはこの後3日間に及んだ。

久しぶりのキャンプは今年一番の星空に恵まれた最高の一夜となったが、冬装備のない我が家はまもなく今シーズンのファミリーキャンプを終えそうだ。
「今年もあと一回は家族で行きたいね」
と帰りの道中で聞いてみたが、みんな寝てしまっており誰一人返事をすることはなかった。
おわり。
《おまけ》
『キャンプ場でブログ仲間やフォロワーさんと初対面した時には、熱々の高野豆腐を振る舞う』という謎の風習がある、という記事を読んだことがありますが、この日は偶然えびかにさんとキャンプ場で居合わせたので準備をしておらず、今後は常に高野豆腐を持参しておかねばと肝に銘じたのでした。
ユートピアサイオトのキャンプ場紹介はコチラ

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