
ムニャムニャムニャ。
緊急事態宣言も解除され、在宅勤務がまもなく終わる5月終わりの午後。
記者は眠気に一切逆らう事もせず、気持ちのよい眠りについていた。
そんなとき。
♪~♬~ (スマホの着信音)
チッ!誰だよ。
電話の主は、広島在住の40代の男性だった。
男性のこれまでの記事はコチラから。
男性「あ、ごぶさたしてます。
実はお知らせしておきたい事がありまして・・・。
最近、太り気味になってきたと妻に言われるので、いつもは1食3束(300グラム)茹でるパスタを今度からは2束に減らそうと思いまして。
いいえ、そういう話じゃないんです。
お知らせというのは、週末キャンプに行く、ということです。」
記者「エッ!減らしてもまだ2束は食べるんですか?
いや、聞きたいのはそこではなくて、キャンプの話です」
眠気が覚める、しかし他人のどうでもいい報告だった。
なぜですか、どうしてですか、まだコロナは終わっていませんよ、頭おかしいんですか、自粛警察が黙っていませんよ。
色々な言葉が口をついて出かかったものの、グッとおさえて男性の話を聞くことにした。
自粛をゆるめる判断は難しいですが
男性「ええと、そろそろ、ちょっとだけ、いいかな、と思いまして」
その言葉には
・緊急事態宣言が解除された
・最低限の対策をする
すなわち、家からキャンプ場までは直行直帰で寄り道はしない。
受付や他人と接するときはマスクを着用する。
手洗いをよくする。
他のキャンパーさんとは距離をおく。
記者「つまり、そういう誰もが思い付く、キャンプに行く人の言い訳モロモロをふくんだうえでの決断ということですね?」
男性「そ、そうどす。そういうことなんどす」
記者「そうどすか」
緊急事態宣言が解除され人出も多くなったとはいえまだまだ油断できない週末。
どこまで自粛をして、どこからが「おそらく」大丈夫という判断は難しい。
密度は低いとはいえキャンプに出かけることは賛否があるはずだ。
最後に彼なりの決意を聞いてみた。
男性「もちろん。決めたからには覚悟はあります。
でも・・・・。
すぐにお腹がすくかもしれません。
だって、2束ですよ。」
・・・・・・違う。
通話終了のボタンを押した。
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