羽高湖キャンプ場 2019/03/23

北海道旅行へ行く家族の飛行機を見送ったあと、ひとりニヤニヤと車を走らせた。
久しぶりのソロキャンプ。
広島空港から近いキャンプ場をいくつかリサーチし、 その中でもなんとなくソロ向きそうなシャンテパルク新山へニヤニヤしながら向かう。
到着してみると、事前のリサーチどおり小屋のある広場があったが、ただの空き地のようで味気なく、また、本来のキャンプ場はうっそうとした雰囲気が漂っていたので湖のようなため池のような場所の前に泊まることにした。

とりあえずニヤニヤしながらチェアだけ出してのんびり本でも読もうとしたがなんだかしっくりこない。
当たり前だけど平日の山の中は静かで誰もいない。
加えて、ため池の枝に引っかかっている誰かの捨てたTシャツが人の形に見えてずっとこっちを向いているようで落ち着かない。
ニヤニヤがピタリと止まる。

心のどこかで、
“せっかくのソロキャンプなのにここでいいのか?”
“ここでいいんだ。”
“いや、ここじゃない、ここじゃないよ。”
と問答が始まり、ここにいる限りこれは延々と続きそうだなと思ったので場所を変えることにした。
で、前置きが長くなったが羽高湖森林公園キャンプ場へ。

以前来た時にすっかり気に入ってしまい、ここならまず間違いないというガチガチの安パイを引いたのだ。
シャンテパルクの池の前と比べても気持ちのよさはまるで違う。
金曜日の昼だったのでベストポジションが空いていた。
またニヤニヤが始まる。
読書の続きがしっくりくる!

いい時間が流れ・・・。
昼寝をしたり、薪を割って焚火をしながら過ごすシヤワセ。
のんびりするなら家でもいいのに、わざわざテントを立てて火をおこしたりして喜んでるのだから理解できない人もいるだろー。

早めの夕食は簡単なキムチ鍋。

具材のあさりのむき身を洗おうとして石につまづいてこぼしたり。
あ~~楽しい!

やがて隣にテントを張ったソロのバイク乗りさんに、
「やあ、こっちに来て一緒にどうだいっ?」
て心の中で声をかけてみたり。
(実際にはバイク乗りさんはどこかでコンビニ弁当を買ってきて、テントにこもってしまったので交流などもなく)


キムチ鍋で満腹になったら焚火の明かりでまた読書。

そんな楽しい時間はあっという間に夜を迎える。
使用しているのはタタミ一畳ほどのGEERTOP という中華ブランドの安テントだが十分快適。


翌日は土曜日。
一旦早起きして散歩し、時間はたっぷりあるのでテントに入ってまたゴロゴロ。

二度寝しているとテントの外からワイワイ、 ガヤガヤ、 テントを設営する声がし始めた。
本当は昼過ぎまでのんびりしているつもりだったが、一等地をソロのボクが占有していることに気がひけ、グループの方に場所をゆずることにした。

まだ三月とはいえ、やはり土曜日は賑わう。
いやーそれにしても、やっぱり羽高湖森林公園キャンプ場はいいなあ。
これで一泊一張 550円だもんなあ!
いつまでもお値段据え置きでお願いしたいもんです。
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