
カメラはキャンプギア。
これは過去の記事でも言っています。

カメラで撮った写真は、パソコンで現像しています。
現像するといってもいわゆるプリントのことではなく、カメラで撮ったRAW(生)データを編集して最終的な画像を作るRAW現像のことです。
すなわち我が家にとって、パソコンなくしてカメラ現像なし。
カメラ=現像=パソコン
という図式が成り立ち、やはりパソコンもキャンプギアと言えるでしょう。(無理やり)
そんなわけで、キャンプブログなのでただのパソコンの話をするのはカテゴリーとしておかしいですが、ここで話すのはキャンプギアとしてのパソコンのお話です。(無理やり)
編集ソフトの必要スペックと我が家のパソコン
我が家のパソコンは LONOVO THINKPAD E450。
5年前に買った第5世代のCPU搭載パソコンで、今や11世代らしいので6世代前の型落ちパソコンです。
購入当時、パソコンはインターネットさえ見られればよく、なるべく安くてコスパのよさそうなものを探していました。
その結果、プロセッサーがCore-i3、125GB SSD搭載で5万円ほど、とコスパに優れたパソコンであるというネット上の評価を見て買ったのがE450です。
当然、写真の現像処理をするなんてこれっぽっちも考えておらず。
今までカメラで撮った写真は、一般的な静止画の圧縮形式であるJPEGのいわゆる「撮って出し」で保存していました。
JPEG形式で撮るぶんにはカメラがちょうどいい色味に自動的に変換して写真にしてくれるので編集する必要がありません。
一方でRAW形式で撮影した場合、より最適な(自分好みな)画像に編集することができます。
JPEG写真でもある程度は編集できますが、RAWで撮った写真の情報量(ダイナミックレンジ)はJPEGよりもだいぶ多い(広い)ので、作りあげる写真の幅がかなり違ってきます。
と、言われています。(個人的に学んだ内容と人からの受け売りなので、偉そうにいうのはこれくらいにしときます。)
さて、数ある無料・有料の写真編集ソフトの中から使用することにしたのは、超ド定番のLightroom CC。(およびphotoshop)。

Lightroom を使うのに必要なパソコンスペックを我が家のパソコンと比較すると、どうやらRAMが8GB以上必要なのに4GBしかありません。
Lightroom 必要システム構成 | THINKPAD E450 | |
プロセッサー | インテル® または AMD プロセッサー 2GHz 以上のプロセッサー | インテル® Core™ i3-5005U 2GHz |
OS | Win 10(64 ビット)Ver. 1903 以降 | Win 10(64 ビット)Ver.1909 |
RAM | 8GB以上 (16GB以上推奨) | 4GB |
HD容量 | 2 GB の空き容量のあるハードディスク (インストールおよび同期中に追加の空き容量が必要) | 125 SSD (40GB空きあり) |
5年落ちとはいえ普段使うにはまったく支障がないので、新しいパソコンを買うという選択肢はなし。
今のパソコンを少しでもスペックアップするほかなし。
というわけで最低限の4GBしかないメモリを必要スペックまで上げようと思います。
Amazonでメモリーを探すと、8GBが約3,900円、16GB(8GB ✕2)が約6,900円・・・。
3,000円しか変わらないなら8GBではなく迷わず16GBを選びますね。
※注 パソコンによってメモリの規格は異なります。
メモリー増設で処理速度は速くなるのか
Amazonさんは仕事が早いので注文した翌日にはメモリが到着。
早速パソコンを裏返してメモリの増設を開始しました。

裏ぶたをこじ開けると、4GBのメモリがひとつだけ組み込まれています。

これを取り外して新しいメモリに交換。

数分で交換作業は完了しました。

あまりにあっけない4GBから16GBへの飛躍的なスペックアップに喜んだものの、ようやく推奨スペックになっただけ。
では、実際のところどう変わったのかというと。
起動(電源を入れて画面上の砂時計が消えカーソルがアクティブになるまで)
1分40秒 → 1分35秒
シャットダウン(シャットダウンを押して電源ランプが消えるまで)
40秒 → 20秒
起動はほとんど変わらず、電源が落ちるのは早くなった・・・・。
肝心のLightroomの動作はどうか。
起動速度自体は変わらず。
若干、編集のパラメータ(画面右のスライドするやつ)はもたつきなく、思い通りに反応するようになった気がする。

ちなみにGoogle Cromeでネットを複数ページ開いて、Lightroomも立ち上げた状態でタスクマネージャーでメモリの使用量を確認すると、16GB中、7.6GB使用中となっていました。

もともとの4GBであれば、とっくにメモリが不足しています。
そして足りない分仮想メモリを構築しているはずなので、動作が遅くなっているはず。
ということは、数字のうえでは間違いなくスペックアップしています。
これ、メモリだけの交換だけじゃなく、内蔵ストレージがHDDからSSDへの交換も一緒ならもっと効果を体感できたのかもしれません。
我が家のパソコンはもともとSSDだったのでメモリの増設だけでは正直そこまで大きな速度アップは感じられませんでした。
ただ、もたつきなく思い通りに反応するようになった気がするし、とりあえずは動きに不満はないのでだいたいヨシ!とします!
お持ちのパソコンによってはメモリと内蔵ストレージの交換のみで動作が早くなるかもしれないので、試してみる価値はあるかと思います。
以上、キャンプギアとしてのパソコンのスペックアップ(メモリ増設)でした。
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