2020/02/21
ファミリ-キャンプと違い、子供の面倒を見ることなく好きなことをして好きなものを食べる。
解放されるひとときの自由。
ソロキャンプ。
キャンプといっても仕事帰りのフライデーナイトキャンプなので、キャンプ場に着いたら日も暮れていて、テントを張ってメシを食ったらもう寝るしかない。
というわけで食った。
手軽にパスタ 2人前。

そして、一度やってみたかったバウルーで餃子。

バウルーって餃子焼くための道具かと思えるくらい楽ですね。
さらに野菜を食べるために スーパーで目にした惣菜のサラダ。
その横にあった半額のシールの貼られた唐揚げ。

おまけにセールで89円だったロッテ パイの実を始めとしたお菓子、おつまみ。
おっさんなのでサラダまでで十分だったのに、半額・セールにつられて買ってしまう悪いクセが。
パンパンになったお腹を抱えて、ハンモックを設営。
気温は10℃。
2月だけど風もないので暖かいくらいだ。

普段はソロの何人かで行く事のほうが多いため、ほんとのソロで自然界に放り投げられると食い終わってしまうとやることがない。
焚き火をながめて酒をたしなむ。
ということができない。
暇だ。
と思うのは、まだまだソロを満喫しきるレベルに達していないのか。
21時。
早めに寝て早起きして気持ちのいい朝を満喫しよう、とお子さまの寝る時間におっさんひとりハンモックへ。

寒さ対策としてはONE TIGRISのアンダーキルトで十分。
底冷え防止のためにグランドシートも敷いたところ、意外にもこれがハンモックから降りるさいにクツを履かずに降りれるというメリットに。
しかし、ハンモックって無防備ですよね。
布にくるまれてむき出しで寝ている状態。
熊なんか現れた日にはなすすべなし。
お守りとして念のためナイフを無防備のポケットに。
夜中の3時。
タープをたたく音にビクッとした。
おもむろにナイフに手を伸ばす。
・・・雨だ。
顔面からタープまでの距離は1メートルもないので雨の音がうるさい。
雨雲レーダーを見ると夜明けまで雨。
とにかくうるさくて眠れないので耳栓装着。
意外と音のするキャンプ場の夜。耳栓があると何かと便利。
しかし、もはや熊が現れた時には物音すら聞こえない。
完全無防備。
もう好きにするがいい。
夜明け。

雨がやんだら起きて朝食にしようと思っているのに一向にやむ気配なし。
ベタベタの地面なのでタープを張りなおし、リビングスペースを作る気も起きず、仕方なく軒のあるライトハウスへ。
こうなるとキャンプではなく、ただのおっさんのホー○レスだ。

おしゃれに(?)バウルーでカレーパンをサンドすることで自尊心を保つ。

結局、雨はやむことなく雨撤収。
雨に打たれながら今回も大したソロキャンプにならなかったな、とつぶやいてみる。
次こそはみのりのあるソロキャンプにしたい。
そう思いながらも、食いたいものを食って、眠たければ寝ることができたグータラ度では100点しかつけようがない。
以上、紳士が焚き火とディナーを堪能し、自然の奏でる雨音のメロディで心地よくハンモックに揺られて眠り、清々しい朝を迎えたソロキャンプレポートでした。
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