
小板まきばの里は広島県安芸郡安芸太田町にある牧場に隣接した手作りキャンプ場です。
今回、2020年8月オープンしたばかりのこちらのキャンプ場を簡単に紹介します!
キャンプ場の位置とアクセス
小板まきばの里は、広島市の北西、島根県の県境近くにあるキャンプ場です。
広島のキャンパーなら聖湖キャンプ場のすぐそば、といったら分かりやすいかもしれません。
聖湖キャンプ場、深入山グリーンシャワーオートキャンプ場いずれからも約5Kmの距離で、この二つのキャンプ場の間に位置します。
広島方面(戸河内)から来た場合、いこいの村広島を過ぎて、恐羅漢の青い看板が右手に見えたら、そこを右折します。
間違っても看板につられて左折し、エコロジーキャンプ場へ行かないようにしてください。

青い看板を右折後、ひたすら直進。
小板の集落や見浦牧場の看板を通り過ぎたあたりで左手にまきばの里の看板があります。
そこがキャンプ場の入り口です。


チェックイン・チェックアウト時間
チェックイン 12:00~17:00
チェックアウト 7:00~11:00
アーリーチェックイン 8:00~
レイトチェックアウト 11:00~17:00
デイキャンプ 12:00~19:00
料金
料金はサイト料金+1名あたりの料金です。(デイキャンプはサイト代半額)
タイプ | 平日 | 冬平日 | 休前日 | ハイシーズン |
テクテク草(ミズキサイト) | ¥1000 | \1500 | ¥2000 | ¥3000 |
広々土(ドングリサイト) 広々草(ハンノキサイト) | ¥1500 | \2000 | ¥2500 | ¥3500 |
広々芝(ヤマザクラサイト) | ¥2000 | \2500 | ¥3000 | ¥4000 |
宿泊料金(デイキャンプ時は不要)
大人(中学生以上)1名あたり | ¥500 |
小人(小学生以下)1名あたり | ¥250 |
キャンセル規定は以下のとおり。
予約前日・当日のキャンセル | サイト料金 |
無断キャンセル | 利用料金(サイト料+宿泊料) |
予約方法
キャンプ場の予約は、ホームページからとなります。
60日前からの予約が可能です。(冬季は前月の1日から)
サイト紹介
小板まきばの里は土のサイトであるドングリサイトと芝のサイトであるヤマザクラサイト、ハンノキサイト、野営向けのミズキサイト、飯場サイトがあります。
ドングリサイト
ドングリサイトは4区画あります。車の横付けが可能なオートサイトです。
電源はありません。


炊事場、トイレに近いほうがドングリ1です。
大き目の木が2,3本立っているので木陰になりやすいです。


景色の見える区画の奥側はやや幅が狭いので、ツールームテントなどは上の写真のタープが張ってある位置にテントを設営することになると思います。
ドングリ2、3は前方の景色に開放感があります。
手前にテント、奥にタープを張れば手前の湿原から奥の山までの景色を楽しみながら過ごせます。


ドングリ4は一番奥のサイトになります。
写真前方に向けて入口を構えれば一番プライベート感のあるエリアになります。


炊事場・トイレからは離れますが、他の区画とそれほど差はなく、個人的には一番おすすめな区画です。
ドングリサイトは、土のサイトとなっています。
ペグはしっかりと刺さり、かつ硬すぎない地面ですが、土中に石がある場合があります。
石を避ければアルミペグでも問題ありませんが鍛造や鉄製のペグをおすすめします。
ヤマザクラサイト
全面芝のサイトです。3区画あります。
両端のヤマザクラ1、3は区画に隣接して駐車ができますが、ヤマザクラ2は荷下ろし時に横付けしたあとは指定の場所(ヤマザクラ3の駐車スペースの隣)に駐車します。
いずれのサイトも区画内には乗り入れることはできません。


芝の養生のため、基本的には土日祝のみ利用が可能です。
冬季は芝の養生のため利用できません。
ハンノキサイト
ドングリサイトの奥にハンノキサイト2区画があります。
ハンノキサイトは車をすぐそばに駐車することができます。芝の緑が気持ちのいいサイトです。


ミズキサイト
ハンノキサイトの奥にはミズキサイトが2区画あります。写真中央に横倒しになっている木で区画が分けられています。
こちらのサイトは車をハンノキサイトのそばに止めることとなりますので、荷物を運ぶ必要があります。(台車の貸し出しあり)


飯場サイト
ミズキサイトのさらに奥には飯場サイトがあります。もっとも野営感の強いサイトで、ソロキャンプに人気のサイトとなります。ミズキサイト同様に車からは荷物を運ぶ必要があります。


施設紹介
ドングリサイトとヤマザクラサイトの中間にトイレ、洗い場があります。
トイレ
管理人さんが手作りした外観のトイレです。便器自体はウォシュレット付きでとてもキレイです。
夜間はセンサーライトが点灯します。




※オープン時の写真なので、ドアが付いていません。
洗い場(炊事場)
シンクが4つ。水は飲用可です。夜間はライトがセンサーで点灯します。
冬季はお湯が出ます。炭捨て用の缶もこちらに置いてあります。


洗い場の裏にはホースがあり、グレーチングの上で焚き火台を洗うことも可能です。


お風呂
キャンプ場内にお風呂やシャワーはありません。
車で5分程の距離に「いこいの村ひろしま」がありますので、そこで温泉に入ることができます。
入浴時間 | 11:00 ~ 20:00(季節による) |
---|---|
入浴料 | 大人500円 小人(小学生)300円 幼児(1歳未満除く)200円 |
アクティビティ
キャンプ場内は自然がいっぱい。
子供向けの遊具などはありませんが、5分程で登れる「さんかく山」や小川、牛の見れる牧草地などがあります。


自然の中で過ごすキャンプ本来の遊び方ができると思います。
また、周囲には町の明かりがないため、天気がいい日には絶好の星空観察スポットとなります。
見浦牧場のお肉
キャンプ場に隣接する見浦牧場(管理人さんのご実家)では、美味しい黒毛和牛も販売しています。
見浦牛はサミットでも提供された逸品だそうです。
キャンプのお供に見浦牛。
ちょっと贅沢にステーキなどもいいかも知れません。
なによりも手作りのキャンプ場であること
元IT技術者のお二人が運営されているこちらのキャンプ場は、手作りキャンプ場のため今回紹介した内容がすぐに古い情報となりかねませんので最新の情報をホームページで確認してください。
また、利用にあたっては原則として他の利用者や次の利用者への配慮を重視していますので、キャンプ場のルールを一読されることをおすすめします。(といっても気持ちよく使うための当然の事が守れれば大丈夫です)
オープンまでの経緯などは、管理人さんのブログに詳しーく書かれているのでそちらをご参照ください。
なによりも手作りのキャンプ場で、今後も変化に富んだサイトができそうなので目が離せません!
小板まきばの里のキャンプレポなどはコチラ



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