
山が呼んでいる・・・。
(勝手な思い込み)
ああ、山よ、お前は待っているのか・・・。
(思い込み)
また、山に登りたい・・・。
そう思いつつも頭に浮かぶのは、ヨレヨレになりながら両足をつり、なんとか山頂にたどり着いた苦い記憶。

いやいや、ちょっと待てよ。
逆に言うと、ヨレヨレになりながらも山頂まで行けた、ということだ。
オッサンも頑張ればテントを背負って山でキャンプができるのだ。
テントを背負って山でキャンプができるのも体力のあるうち。
しかし、いずれにしても前回のようなシンドイ思いはしたくない。
前回初挑戦の山頂キャンプでフラフラ、ヨレヨレ化した原因は分かっている。
体力の向上は図られた !
前回は、山頂キャンプのために事前に他の山を登るとか運動するとか全くしておらず、運動不足なオッサンのありのままの体力で挑んでおり、両足を釣るというのは今思えば必然。
多少筋力や持久力を鍛えていた20代のままの気分で挑んでおり、「イケルんちゃう?」というその思考はオッサン化した体とはかけ離れたものであった。
日頃の運動不足解消のため、前回登山以降、できる範囲でウォーキングとジョギングを開始。
その他にも、足カセをつけて通勤したり・・・、

山頂の暗闇の恐怖とも戦えるようカブリもので目隠しして自転車をこいだり、

時々怠けそうになりながらも、「俺と戦った時のお前は“虎の眼”をしていた」というアポロの言葉(※)を思い出しトレーニングを続けた。
※分からない人はロッキー3を見て下さい。

不要な脂肪を落とし(7キロ減量)、ただのオッサンから少し運動しているオッサンに。
両足を釣る、という状況は片足を釣るという程度に抑えたい。
荷物の軽量化
そして、なによりも荷物が重かった。
クラバー・ラングのパンチも重く、2ラウンドでボコボコにKOされた。(※)
※分からない人はロッキー3を見て下さい。
数百メートル歩いただけで肩に食い込むザックの負担は大きく、足腰よりも先に肩が悲鳴を上げていた。
ということで前回の荷物から軽量化できそうなものを探ってみる。
①寝袋
寝袋は比較的コンパクトとは言え、テントの次に大きな荷物となっている。
頂上はフカフカとまではいかないが、比較的気持ちのいい芝生であることは前回分かったので、可能であればエマージェンシーブランケットのみで行ってみたい。
次回 → エマージェンシーブランケット 70g
しかし、最近寒いからなあ・・・・。
②水
水は必需品だけにたくさん持って行きたいがメチャ重い。
前回は2.6リットルの水を持って行った。
登山中に1リットルくらいの水を飲んだので、頂上に着いた時に残ったのは大体1.5リットル。
なので次回は、登りに必要な1.5リットルの水を持って登りおおよそ空にしたところで、水場でもう一度1.5リットル詰めて頂上に持ってあがることにする。
次回 → 水 1.5リットル
水場で汲んだ水を飲むためにSAWYERを持参
もちろんヨメさんへの購入の言い訳は「災害用に」だ。
③ガスバーナー
山頂での調理に火を使わない、というのも考えたが、パサパサの乾き物だけではなく暖かい食べ物が欲しい。
OD缶とコンパクトなバーナーがあればいいのだが、我が家にはCB缶のバーナーしかない。
そこで手っ取りばやく軽量化するため、ポケットストーブを導入してみる。
次回 → ポケットストーブ +燃料 = 170g
持っているバーナーよりもコンパクトでかつ軽量化が図られそう。
果たして前回より少しは楽に登れるのか
本当ならばテントをもっと軽量化するとか手をつける方法はいくらかありそう。
ただ、今回は比較的安く手っ取り早く軽量化できるものだけにした。
これでおおよそ 2kg減。
思ったほど大した減量にはならないようだ。
でも山登りの2kgって結構大きい気もする。
減った分、ビール缶の一本でも持って行きたいが・・・。
一方体重は、前回から7kg減。
なので、トータルで足にかかる負担は9kg減になるはず。
減った分、ビール缶の一本でも持って行きたいが・・・。
とりあえず、準備は整った。
前回とは見違えるような肉体を手に入れたロッキー オッサン。
これは両足を釣らずに登ることができるのではないだろうか。
ともかく、山が呼んでいる・・・。(思い込み)
またアイツの頂(いただき)に立つぞ!
(意気込んでますが、標高890mほどの山で日本〇百名山に載るような山でもありません。)
足は釣るのか釣らないのか、結果は登山後のレポで。
山頂でのおいしいビールが待っている・・・。
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