
ちまたには〇〇キャンという言葉があふれている。
昔はキャンプといえばキャンプ以外のなにものでもなかったはずだが、ここのところのキャンプブームで〇〇キャンが増殖中だ。
キャンというのはキャンプの略で、シチュエーションによって色々なキャンがある。
そこで、思い付く限りのキャン(キャンプ)を並べてみたい。
人数で異なるキャン(プ)
キャンプは行く人の人数によって呼び方が変わる。
ソロキャン (ソロキャンプ)・・・ 1人でキャンプすること
完ソロ(完全・完璧ソロキャン)・・・ キャンプ場で他に誰もいない中でソロキャンプすること
さらにソロキャンはなぜか人数に応じて呼び方が変わる。(本来1人でするのがソロキャンなのに)
デュオソロ ・・・ 二人がそれぞれのテントでそれぞれが独立して料理、焚き火をすること
グルソロ(またはソログル) ・・・ 三人以上が集まって、それぞれのテントでそれぞれが独立して料理、焚き火をすること
そもそもデュオやグループってソロキャンなのか、というのはここでは置いておくとして続けます。
以下、複数人数で行うキャンプ。
ファミキャン(ファミリーキャンプ)・・・ 家族でキャンプすること
デュオキャン(デュオキャンプ)・・・ 夫婦やカップル2人のキャンプ。普通はひとつのテントで寝る。
グルキャン(グループキャンプ)・・・ 多数が集まってテントを張り、料理や焚き火を一緒に楽しむこと
フェスキャン(フェス/フェスティバルキャンプ)・・・主に野外の音楽フェスやイベントの開催地で数百から数千単位のテントでキャンプすること。
寝る場所で異なるキャン(プ)
キャンプはどこにテントを張るか、どこで寝るかによっても呼び方が変わる。
車中泊・くるキャン・・・テントを設営せず車で寝るキャンプのこと
家(うち)キャン、部屋キャン・・・家の中(室内)でキャンプをすること
庭キャン・・・庭でキャンプをすること
山キャン・海キャン・・・山や海でキャンプすること
街キャン・・・街中でキャンプすること
アメリキャン・アフリキャン・・・アメリカやアフリカでキャンプすること
とにかく場所にキャンを付ければ、こんなものいくらでも○○キャンだ。
季節や時間・環境によって異なるキャン
キャンプは行く時期や天候などによっても呼び方が変わる。
冬キャン・夏キャン ・・・ 季節ごとのキャンプ
雨キャン ・・・ 雨の中でキャンプすること
雪キャン(雪中キャンプ)・・・ 雪のある場所でキャンプすること
デイキャン(デイキャンプ)・・・ 日帰りのキャンプ
とにかく季節や気象条件にキャンを付ければ、こんなものいくらでも○○キャンだ。
その他のキャン
ブッシュクラフト ・・・ 自然の素材から必要な道具を生み出すキャンプ。キャンじゃないけど。
イメキャン(イメージキャンプ)・・・ キャンプには実際に行かず妄想でキャンプすること
ドラムキャン ・・・ ドラム缶風呂をするキャンプ
ツナキャン・サバキャン etc. ・・・ ツナ缶、サバ缶など缶詰を食べるキャンプ
南キャン ・・・ 赤い眼鏡の男性と大柄な女性のコンビでキャンプすること
キャンキャン ・・・ 女性向けファッション雑誌
〇〇キャンの上手な使い方
これら紹介した〇〇キャンは、もちろん合わせて使うことができる。
上手に組み合わせてあげることで、相手にとても伝わりやすい表現ができる。
〇〇キャンの使い方のお手本として、1例をあげると、
”冬キャンのアメリキャンの部屋キャンをイメキャンしている南キャン”
という使い方になる。
意味としては、
”冬のアメリカの部屋の中でのキャンプをイメージしている赤い眼鏡の男性と大柄な女性のキャンプ”
ということになる。
すごく分かりやすい例えだ。
あなたのキャンは何キャンだろうか。
ゆるキャンの意味
で、本題のゆるキャンの意味ですが、主に2通りの意味がありますね。
ゆるキャン ① ・・・ 行くことを許されたキャンプ
ゆるキャン ② ・・・ ゆるく、だらしなーくキャンプすること。
下の写真は以前、ゆるキャンした最たる例ですね。

つまり ゆる(許)キャン で ゆる(緩)キャン。
ヨメさんに行くことを許されたキャンプで、非自立式テントのポールを忘れてテントを緩くだらしなく張ったキャンプ。
THIS IS THE ゆるキャン。

ちなみにおっさんなのでこの手のマンガを読むのにやや恥ずかしさと抵抗があり、ゆるキャン△はアマゾンプライムで1、2話だけ無料でこっそりチラ見したのみ。
なので、この記事のゆるキャンの意味が合っているかどうか。
信じるか信じないかは、・・・・・・・・・
あなた次第です!
(※注 記事中には適当なキャンがいくつか含まれます)
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