ファミリーキャンプを始めてまもなく、ソロテントを購入しました。
予算は一万円以下。
となると検索してたどり着いたのはAmazonの中華テント。
固有のカッコイイ品名すらないその名も
”GEERTOP テント 1人用 超軽量 防水 バックパッキング テント 3シーズン 20D キャンプ ハイキング 登山用”
なんか、名前ないんかいっ!!
と思いつつ、当時はオシャレなワンポールテントなどの知識もなく、なんとなく色と形が気に入って購入しました。
2年ほど使ってみたのでレビューします。
まずは外観から。

フライシートは変形6角形ですが、インナーは畳より少し長い長方形です。
入口は前後にあり、ベンチレーションがサイドに2か所あります。

フライシートのジッパーは〇KK製のジッパーではありません。
若干スムーズさが劣りますが実用上問題ありません。
フライシートを閉じると、靴を置く程度のスペースはあります。

インナーテントには、小物入れ用のポケット。
天井(頂点部分)にフックがありライトを吊り下げることができます。

収納時の大きさを2リットル入りのお茶のペットボトルと比較してみます。

重量はペットボトルのお茶より軽い1.2kgです。
ちなみにこのお茶はあとでスタッフが飲みましたのでご安心ください。
設営は、まずインナーテントの角4か所をペグダウンしてポール2本を頂点で交差させます。
ちなみにフライシートのみであれば、ポール1本でも設営が可能です。

ポールは付属していませんので、登山をする方はトレッキングポールを利用し、登山をしない主婦の方は100均のつっぱり棒を利用します。 ( 120cm以上の長さが必須)
ボクは主婦ではありませんが100均のつっぱり棒を使っています。
インナーテントの底はいわゆるバスタブ型で、底が10cmくらい立ちあがります。
フライシートをインナーテントにかぶせて、トグルでお互いを結びつけます。


そして、フライシートをペグダウンしますが、このときポールに適度にテンションをかけて張るのがポイントです。ガイロープ(張り綱)をしっかりと張るとあっという間に完成です。

ジャ~~~ン!!!

あ、間違えました。
ローカスギアのクフ シル(Locus Gear -Khufu Sil)でしたね。
でもボクはクフシルに寝ているつもりでキャンプしてます。イメキャン(※)です。
※ イメージキャンプの略…妄想でキャンプすること。転じて広義では、本家に手が出ない場合に類似品をあたかも本家と思い込んで満足すること。
ボクのイメキャン風景


そして、2年使用しての感想は以下のとおり。
GEER TOP(ギアトップ)は、中国のメーカーで ロサンゼルス、バンクーバー、ロンドン、ハンブルク、東莞 (香港のそば)に自社倉庫を持っています。
テント以外にもタープやハンモック等も販売しています。
中国メーカーにありがちなたどたどしい日本語の商品説明にドキドキしますが、Amazonでも比較的レビュー評価が高いメーカー(平均星4つ)なので、初めてのソロテントや価格を抑えたテントが欲しい場合にいかがでしょうか!?
今回ご紹介した ”GEERTOP テント 1人用 超軽量 バックパッキング テント”の仕様はこちら
- フライシート:20D PU3000MM 防水シリコンコーティング格子柄ナイロン、シームテープ加工、 ダブルステッチ、UVカット
- インナーテント: 高密度微細格子
- フロア: 55D PU5000MM シリコンコーティングナイロン
- フロアサイズ:210 x 90 cm
- 高さ:105 cm
- 製品重量: 1200g
- 収納サイズ:12 x 12 x 38 cm
- パック重量:1400g
フルセット、フライシートのみ、インナーテントのみでも販売しています。
グランドシートもGEER TOPのこちらの210x90cmがテントにぴったりです。
4シーズン用も出ています。
ちなみに他のメーカーですが、クフシルのまるパクっぽい商品がありますね。(許されるのか?)
では、また。
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