
山口県美祢市秋芳町にある秋吉台家族旅行村はカルスト台地広がる国定公園のキャンプ場で、とても広い敷地内にはキャンプ場、オートキャンプ場のほか遊具のある丸太王国などがあります。
今回は我が家が利用したオートキャンプ場とキャンプ場から登山の楽しめる龍護峰について、手抜きしてポイントを絞ってご紹介します。
オートキャンプ場の基本情報

予約
予約は「利用日の3ヶ月前の月初めから」で、電話もしくは直接対面での申し込みのみとなっています。
電話 0837-62-1110
チェックイン・チェックアウト
チェックイン :14:00
チェックアウト:10:00
1時間1張り400円でアーリーチェックイン、レイトチェックアウトが可能です。
料金
料金は1張りごとにかかります。人数にかかる利用料金はありません。
料金 | ||
キャンプ | \3,000 | テント1張り(タープの数は特に料金に影響しません) |
デイキャンプ | \2,500 | 1サイトにつき10人まで |
電源 | \700 | 2泊目以降は¥300/日 |
電源(デイ) | \300 |
薪は数種類販売があります。
樹種 | 特徴 | 価格 |
スギ・ヒノキ混合 | 燃えが早い、焚き付け用 | 350円 |
クヌギ | 燃焼時間長い、熱量強い | 500円 |
カシ | 火持ち、火力とも最高クラス | 500円 |
サクラ | 燃焼時間・火力はカシに劣るが燃焼時に甘い香り | 500円 |
ザツ | 各種混在 | 400円 |
焚き火セットA | スギ・ヒノキの焚き付け用と短めのカシ・クヌギ | 500円 |
その他の詳しい料金等はコチラをご覧ください。
旅行村施設料金・利用の流れ一覧表(秋吉台家族旅行村ホームページより)
受付(管理棟)
受付のある管理棟は、オートキャンプ場から1.5kmくらい離れていますので車で移動するくらい離れた場所にあります。

薪などの必要なものはコチラで購入してからキャンプ場へ向かいましょう。
オートキャンプ場は60区画

オートキャンプ場は60区画あります。
すべての区画がほぼ平坦で駐車しても十分なスペースがあります。
ただし、サイト内にコケが生えていたり草が茂っている区画は運用しておらず、実際には60区画フルには活用されていないようです。
せっかくのカルスト台地なので広々とした景色が楽しめる場所を選びたいところですが、基本的にはキャンプ場側で場所を指定するので、予約時に選ぶことはできません。 利用者が少ない場合に限り、受付で交渉すれば場所を変えてもらうことはできるようです。
おすすめの区画
もし場所が選べるのなら、という前提になりますが、60区画あるうちおすすめなのが赤マルをしたあたり。
これらの区画では遠くにカルストの山の景色が見え比較的開放感があります。
逆に青マルで囲んだ区画は木に囲まれており、通路も坂道であまりおすすめできません。
ちなみに黄色で囲んだ区画は電源サイトです。

おすすめ区画のうちのひとつ。48番サイトは奥に山並みが見えます。

37番サイト。こちらも山並みが見え、開放的でさらには団地化していないので隣をあまり気にすることなくのんびりできます。

20番~26番サイト付近。景色が見える開放的な区画です。

以上の区画に割り当てられた方は、おめでとうございます。アタリ区画です(笑)
ただ、これ区画以外はダメなのかといったら全くそんなことはないので安心してください。
おすすめした区画はあくまで個人的にココがいいな、というだけです。
ちなみに電源サイトは新興団地の家が建つ前のような雰囲気です。(勝手なイメージ)
下の写真は7番サイト付近。通路は緩い坂道となっていますが、いずれの区画もフラットで広々しています。

炊事場とトイレ
炊事棟は清掃が行き届いており安心して利用できます。

焚き火台の下に敷く敷板が炊事棟に置いてあるのもうれしいポイントです。
スパッタシートを忘れた我が家は、焚き火を諦めかけましたが敷板が置いてあったので助かりました。
(スパッタシートだけでは十分な断熱が得られない場合があるので敷板も使うといいと思います。)

トイレも奇麗なのでゆっくり用を足せます。


アクティビティ
オートキャンプ場内には特に子供が遊べるような広場などはありません。
キャンプ場内を散歩したり、サイト内で遊ぶことに飽きたら少し離れますが丸太王国へ行くといいでしょう。
丸太王国
受付管理棟のうら100mくらい離れた場所に、丸太王国と言われる木製遊具の置かれたエリアがあります。
キャンプ場からは離れていますがコドモが喜ぶこと間違いなしです。


龍護峰登山
時間に余裕があれば龍護峰(りゅうごほう)に登ってみるのもいいと思います。
秋吉台の標高最高地点(426m)だそうです。
ふと、オートキャンプ場から見えるあの山のへんには登れるのだろうか、と気になる人もいると思いますので簡単にご紹介します。
時間の目安は、のんびり登って45分、下り30分ほどです。傾斜がきつい場所はほぼありません。

登山口はオートキャンプ場からは離れているので受付棟そばの駐車場に車を停め、トトロのいる正面入り口を右側のテニスコートのほうへ向かいます。受付棟とは反対側です。

テニスコートの手前から入るルートもあるようですが、我が家の通ったルートで紹介します。
どちらの道を行っても途中で合流します。
テニスコート前を通り過ぎ奥まで進みます。

突き当りのこの標識が登山口です。

最初は林間の登山道をしばらく歩きます。

20分ほど林間を歩けば視界が開けます。
季節によりますが、我が家が登った時はススキが広がっていました。

林間を抜けて頂上まではとても気持ちがいいです。
途中分かれ道があり右手に進めば御鉢山(おはちやま)です。

龍護峰の頂上は広場になっていて、ここでお弁当を食べても気持ちがいいです。
メインのカルスト地形がよく見えるか、というと国定公園の端に位置しますのでそうではありませんが、時間と体力が余っていれば登ってみることをおススメします。

あまり時間も体力もないと言う場合は、秋吉台国定公園内を走る242号線を車でドライブするのが楽です。カルスト台地の雄大さを感じられると思います。
秋芳洞やサファリランド訪問の拠点にもおすすめ
秋吉台家族旅行村はキャンプ場の設備や区画の広さなども十分で快適なキャンプを楽しめます。
また、近くには秋芳洞やサファリランドなどの訪問とセットでキャンプするにもおすすめできます。
オートキャンプ場のほか、一般のキャンプ場、ケビンやログハウスなど、とてもすべて紹介するなんてやってらんないほど広いので、個人的に知っておきたかった「おすすめの区画」と「龍護峰登山」の情報に絞ってみました。
興味のある方は是非行ってみてください。
我が家のキャンプレポはこちら↓


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