
どうも、YAMA@CAMPです (@YamaCamp77)
冬キャンプで暖かく過ごすために必要なストーブ。
ソロキャンプはともかく、複数人でのキャンプにはほぼ必須といえるほどキャンプでは定番の道具となっています。
我が家も先日初のファミリー冬キャンプに行った時のこと。
ツールームテントにフジカハイペットを設置して過ごしてみました。


やっぱりストーブは暖かいな~
と思っていたんですが・・・。
なんだか物足りない暖かさ
一緒にキャンプした友人家族も同じくフジカハイペットをテントに設置していたのですが、明らかに暖かさが違う・・・。
なんだかあちらのフジカハイペットは熱量が違って赤々としているのに、我が家の方は火力マックスでも燃焼筒のネットが一部黒ずんでいる感じ。

キャンプ中は、「灯油が古いかも」とか「芯のカラ焼きが…」とか色々原因を考えてましたが、帰宅して調べると、どうやら芯が短いため火力があがらないようです。

そんなわけで早速清掃もかねて分解してみることにしました。
分解はいたって簡単
分解するのに用意したのはマイナスドライバー、ペンチ、ビニール手袋くらいです。
まず、外枠を留めている3カ所の取り付けビスを緩めていきます。
指で回らない時はマイナスドライバーで回します。

ビスを外せば外枠がスッポリと外せます。
外す際には芯のツマミレバー(丸いハンドルの部分)などが干渉するので気を付けて外してください。

燃焼筒を外せば芯が見える状態になります。
燃焼筒は外枠を外す前に先に外しておいてもいいです。

燃焼筒は乗っかっているだけなので、持ち上げて外すだけで芯が見える状態になりました。

次に芯の付いている台座部分とタンク部分が蝶ネジで四カ所留められているので、これを外します。
手で緩まなかったのでペンチで挟んで回すと外れました。

蝶ネジを外したらそのまま上に芯をズルズルと引きずり出します。
この時、フェルト芯は灯油を吸った状態になっているので、屋内で作業する場合は新聞紙などがあったほうがいいです。

芯が台座にぴったりとくっついています。
この芯を5ミリくらい上にずらしたいと思います。元のこの位置をよく覚えておいて…。

芯はトゲ状の突起に引っ掛かっているので、一度突起から外して引っ掛け直すだけです。

ビニール手袋などで直接つかんでしまいましょう。もしビニール手袋がない場合は割り箸を使ってつまみながら外しましょう。
そしてこれが調整後(左)と調整前(右)。

調整前と比較して少しだけ芯が出ました。あまり長く出し過ぎるのも不完全燃焼の原因となるようなので注意して下さい。
ということで作業完了しましたが、芯の交換手順は説明書にも書いてあるので詳しくはそちら読んで下さいね。(もともこもない)
本来の暖かさになった!
芯を調整し終わって、いざ点火!!
そして見事に火力アップ!!

というわけで、今回芯を調整するだけで火力がアップしました。
購入してまだ数回しか使っていなかったので暖かさになんの疑問も持っていませんでした。
おそらく友人のフジカハイペットと比べなければ、最初の状態が普通だと思い込んでいたかも知れません。
なんたって購入して数回しか使っていなかったので、当然工場出荷時にちょうどいい感じに調整してあると思いますよね。
フジカハイペットに限らず、ストーブの暖かさがなんだか足りないなと思ったら、一度芯の長さを確認してみてください。
あなたのストーブは本当に暖かいですか?
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