どうもYAMA@CAMPです。(@YamaCamp77)
我が家は二階建ての一軒家です。(予備情報)
今回もカメラネタになります。
オールドレンズが気になって
狭いコタツに入っていつものように家族4人が足の置き場の争奪戦を繰り広げるなか、
足はバタバタと陣地を争いながら、上半身はボケーっとスマホで「単焦点レンズ」について色々見ていたわけですが。
世の中には現在販売されている最新のレンズとは別に、オールドレンズという古いレンズ(そのまんま)がありまして。
すでに製造終了になっているこのオールドレンズたちは、最新のレンズとはまた違った魅力のある写真が撮れるみたいなんです。(詳しくは知らん!)
古いからといっていわゆるビンテージ品のように高価かというとそうでもなく、
安いものはヤフオクなどのオークションサイトやフリマでは3000円くらいからあり、ペンタックスのSuper takumarなどがオールドレンズの入門としては人気があるみたいですね。
で、ふと、父親が使っていたカメラを飾り物としてもらっていたことを思い出しました。
飾り物です。オブジェです。
写真を撮るためではなく、なんとなく古いカメラを棚の上なんかに置いたらそれっぽくオシャレに見える、という理由で何年も前にもらったものです。
アレってもしかして、使えるんじゃないか?
そう思ってコタツ内の我が陣地を放棄して、5階の梅の間にあがり、納戸の中から段ボール箱を引っ張り出すと、無造作に箱の中にカメラが眠っていました。
父親の使っていたカメラとレンズ
ニコン(当時の日本光学)のニコマートFTNです。
ちょっと調べてみると、当時はニコンという名称がプロ向け、ニコマートが大衆向けという位置づけだったようですね。
1968年に発売され、定価は当時の初任給の2倍ほど。
そう考えると今の初任給の平均が22万円(2021年調査)のようなので、40万円クラスのカメラを買う感覚です。大衆向けと言ってもなかなかの値段だったわけですよね。
となるとあまり粗末に扱うことはできません。
5階からまた3階に降りて使っていない20畳のゲストルームで状態を確認すると、ボディにはうっすらとだけカビが見えたのでこれをふき取りました。
そして、肝心のレンズですが、1階の茶室に行ってじっくりと眺めると「NIKKOR-H Auto」という文字が見えます。
どうやらNIKKOR H Auto 50mm F2 であることが分かりました。
レンズはキレイにすれば使えそう
レンズの発売は昭和39(1964)年1月ということで、58年前ですね。
父親が購入したのは発売後のいつなのかがわかりませんが、50年以上前のレンズであることは確かです。
人気のあるオールドレンズとは言えないかもしれませんが、これも立派なオールドレンズですね。
で、このレンズをのぞきながら父親が家族の写真を撮っていたのだと思うとなおさら使ってみたくなりました。
1階の茶室から大広間に戻り、コタツの中に足を延ばすもすでに隙間はなし。
仕方ないので屋上のテラスでレンズをかざすと、やはりカビのようなものが見えました。
これを使うには少し掃除が必要になりそうだな
しかし表面のレンズのヨゴレはともかく、内側のレンズはどうやって拭きとることができるのか!?
そう思ったので少し調べて分解してみることにしましたが、それはまた別の話。(王様のレストランの森本レオ風に)
つづく。
コメント