どうもYAMA@CAMP (@YamaCamp77)です。
今回は、QUICK CAMPから2022年7月に発売されたワントーンフィールドデスクのレビューとなります。
QUICK CAMPといえば、キャンプ界のコスパ最強ブランドのひとつですが、このデスクは一体どうなのか? 先日のキャンプで使ってみた感想も交えながら紹介しますので、キャンプ用のテーブルを探している方の参考になればと思います。
重量は5.5kg。持ち運びやすい収納袋つき。
全体の重量は5.5kg。
めちゃめちゃ軽いというわけではないですが、アルミフレームのフォールディングテーブルとしては一般的な重量ではないでしょうか。ウッド系のテーブルは8kg~10kg以上なので、それよりは幾分か楽に運べると思います。
持ち運びに便利な収納袋付きで、二つ折りにしたテーブルがすっぽり入ります。
テーブルより少しだけ大きめに作られているので出し入れは比較的スムーズです。
ミリタリーなカーキ色が落ち着いていい感じですね。
組み立ては簡単
早速組み立ててみました。
袋から取り出すとテーブルは2つ折りの状態です。
2か所のフックで固定されているので、これを外してテーブルを展開します。
テーブルを開くと付属部品(高さ調整用の脚とストレージボックス)が入っていました。
これらはあとで紹介します。
組み立てといっても脚を立ち上げるだけ。
しっかりとステーを伸ばし、脚をロックします。
天板2枚は合わせ目をフックで固定します。
これで完成です。慣れてしまえば一人で組み立てても1~2分で展開できると思います。
ただ、テーブルを広げてひとつ気になった点があります。
どの二つ折りテーブルにも言えることですが、テーブルを展開した時に二枚の板は山折りの形になります。このため、テーブルが完全にフラットになりにくいという欠点はこのテーブルも同様でした。特に地面がデコボコしている場合は影響を受けやすいです。
神経質にならなければほとんど気にならない程度のものですが一応気付きとして記載しておきます。
便利なストレージボックス付き
付属しているストレージボックスを付けます。これがホントに便利です。
折り畳まれているストレージボックスを広げると4か所にネジ式の締め付け部品がついています。
この締め付け部品をテーブルにかませて、ネジでしっかり固定します。
ストレージボックスの下部2か所には面ファスナーがついているので、このファスナーが脚のほうに来るように向きに注意しましょう。
この日はソロキャンプで荷物が少なめ。とりあえずストレージに入れる適当な物がなかったのでカメラを置いてみました。
キャンプの時にカメラの置き場に毎回困るので、ここにレンズやカメラを入れるのもアリですね。
若干真ん中が重さでたるんでいるように見えますが、この時底板があるのに気付かず、ちゃんと敷いていませんでした(汗)
カメラの重量が約1kgちょっと。公式スペックではストレージの耐荷重は5kgとなっていますので、まだまだ物が置けそうです。
もちろんお皿や箸、調味料などのキッチン用品やスマホやタブレットを置いたり活用方法は色々。ストレージが汚れない工夫をすればゴミ箱としても使えるかもしれません。
ストレージボックスが付いているテーブルは他に見かけないので、このテーブルの一番の特徴と言ってもいいかもしれません。個人的にはとても気に入りました。あると非常に便利だと思います。
天板はメラミン加工。耐荷重は30kg。
テーブル天板はMDF材のメラミン加工。
メラミン化粧板は、耐摩耗性、耐熱性、耐水性に優れています。公式スペックでも耐熱150℃とありますので、テーブル上である程度の加熱調理等もできそうです。
実際にバーナー(SOTO FUSION ST-330)でお湯を沸かしてみましたが、天板への影響はありませんでした。
耐荷重は30kgと鍋やダッチオーブンを置いてファミリーで食卓を囲んでも十分な強度があります。
ファミリーにも使える十分な広さ
天板の広さは120cm x 60cm。
今回はソロキャンプで利用してみましたが、チェアを4つ並べてファミリーキャンプで使うにも十分な広さです。(※他ブランドのテーブルでも120x 60 または140 x 70あたりのサイズがファミリー用として販売されています)
高さが4段階で調整可能
高さは付属している延長レッグ(30cmと10cm)を組み合わせて40/50/70/80cmに調整が可能です。細かく高さを調節できるのはうれしいですね。
早速、高さを変えてみました。
最も低い40cm。延長レッグは何もつけていない状態です。
延長レッグ(10cm)をつけた高さ50cm。
延長レッグ(30cm)をつけた高さ70cm。
延長レッグ(10cmと30cm)をつけた高さ80cm。
高さの違いが分かりやすいように写真を並べてみます。
チェアの高さにもよりますが、キャンプテーブルにちょうどよさそうなのはロースタイルなら40センチと50センチまでですね。ハイスタイルなら70cmも使えます。
80センチはテーブルとしては高いですが、調理をする作業台には使いやすい高さかもしれません。
この記事では散々テーブルと言っていますが、商品名はデスクとなっているとおり、インドアでの在宅ワークデスクとしてもちょうどいい高さで使えるはずです。
また、テーブルを高くして脚が不安定になる場合は、付属のサポートポールをつければぐらつきが改善されます。
自然に馴染むワントーンカラーがいい
最後になりましたが、このテーブルは名前のとおり「ワントーン」カラーです。
カーキの1色で統一されているので自然の中に馴染みます。
個人的にも落ち着いた色味が好きなのでこれはいいですよ~。ミリタリーな感じが男前なテーブルです。
ファミリーキャンプ用テーブルとしてかなりおすすめ
いかがだったでしょうか。
おすすめポイントをもう一度まとめるとこんな感じです。
・ワントーンの落ち付いたカーキ色が自然に溶け込んでグッド!
・4段階の高さ調節で、いろんなスタイルにフィット!
・便利なストレージボックスがテーブル周りをすっきり!
ソロキャンプで広々使うもよし!ファミリーで使うもよし!
キャンプ用のテーブルを探している人は「ワントーンフィールドデスク」を一度検討してみてはいかがでしょうか!
おわり。
スペック
重量 約5.5kg
構成部材
天板:MDF(メラミン加工) フレーム:アルミ
ストレージ・収納袋:ポリエステル
耐荷重 天板: 約30kg ストレージ:約5kg
展開サイズ
テーブル:幅120×奥行60×高さ40/50/70/80cm
ストレージ:幅48×奥行55×高さ22cm
収納サイズ 幅60×奥行60×高さ7cm
天板耐熱温度 約150度
付属品:延長レッグ(30cm)×4 延長レッグ(10cm)×4
サポートバー×2 ストレージ×1 ストレージ底板×1 収納袋×1
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