
どうもYAMA@CAMP (@YamaCamp77)です。
今回は、UJackから2023年2月に発売予定の難燃TC陣幕のレビューとなります。
風が強い日の焚き火に活躍する焚き火用陣幕ですが、UJackの陣幕は他の陣幕とはひと味違った工夫の凝らされた作りとなっていますので、早速紹介していきます。
製品仕様
・材質:陣幕生地 難燃TCクロス
支柱ポール、ハンガーフレーム ステンレス
・重量:3.28kg
・展開サイズ:約235cm x 66cm
・収納サイズ:90cm x Φ15cm
・付属品 ハンガーフレーム 4本 ・ペグ 5本 ・ガイロープ 3本

しっかり風を避ける広めの陣幕
陣幕は一般的にソロ用の小さなタイプで横幅(長さ)が1m60cmほどですが、UJackの陣幕は2m35cmと広めのタイプとなっています。
大きめの焚き火台を使っても、しっかりと囲うことができます。

陣幕の形を変えることでシッカリと焚き火を囲うことができるのは4面タイプの陣幕の強みだと思います。
設営
設営するためにはポールを陣幕のスリーブに通してから5本地面に打ち込みます。

ただし、両端のポールはマジックテープでも固定できるようになっていますので、スリーブには通さずマジックテープで止めておく方がいいです。
その理由はあとで書きます。

ポールを打ち込む深さですが、それぞれのポールに打ち込みの深さを示す黒いラインが引かれていますので、これを目安に打ち込んでください。

打ち込みの深さは18センチ程度です。

目安となるラインまで打ち込んで地面から3センチ程度の隙間があります。
完全に隙間をなくすにはラインよりも深く打ち込む必要があります。

また、陣幕をきれいに張るためにはポールとポールを等間隔にする必要がありますが、ハンガーフレームと呼ばれる棒をポールに差し込むことで正確なポール位置を決めることができます。

陣幕を支えるためのガイロープも付属しており、3カ所に付けることができます。
ただ、ポールの打ち込みのみでもしっかりと固定できるので、必ずしもガイロープは必要ではありません。強風時にはガイロープがあるほうが安心ですが、そもそも陣幕が倒れそうなほど風が強い場合は焚き火をしないほうがいいですね。

UJack陣幕のここがポイント
重量3.3kgの軽ささ!
UJackの陣幕は支柱を5本打ち込み4面で囲むタイプです。その大きさでかつ火の粉に強いTC素材(テクニカルコットン)を使っている陣幕としては軽量な3.3kg。
同サイズの製品は支柱が鉄であるのに対し、UJackの陣幕は支柱をステンレスの中空ポールとすることで軽量化を図っているようです。
とは言え、持った瞬間に軽い!と感じるわけではありません。多少ズシリとはしますが、この手の焚き火用陣幕としては軽量な方だと思います。

アレンジを楽しめる!
UJackの陣幕はアレンジを楽しめる工夫がいくつか凝らされています。
ひとつめは背面についているマジックテープ。
このマジックテープ同士をくっつけることで・・・

幕を折りたたむことができます。

陣幕を畳んだ部分はツールハンガーとして利用することができます。

こういったアレンジをするためには、最初に書いた通り両端のポールはスリーブには通さずマジックテープで止めておくほうがいいです。一旦スリーブにポール通して打ち込んでしまうと、ポール自体を地面から抜いて打ち直す必要があります。

使いやすい空間作りができる
この陣幕にはカスタマイズに便利なモールシステムが搭載されています。
4枚の陣幕のうち両端の2枚に縫い付けてあります。(13✕3列)

モールシステム対応のポーチなどをぶら下げて使い勝手のいい空間を作ることができます。

ここがちょっと・・・
初めての陣幕なので他の陣幕と比較はできないのですが、ポールを5本打ち込むのが思ったよりも少し大変でした。地面が固い場所での設営であったため特にそう感じたのかも知れません。
また、円柱ポールなので抜く時にも結構力が必要でした。一部のペグで採用されている楕円形状であればポールをひねることで地面から抜きやすくなるのですが・・・。

ただ、設営撤収に関してはどの陣幕でも同じなので、UJackの陣幕に限った欠点ではありませんね。
空間アレンジが楽しめる陣幕を選ぶならおススメできる
むしろツールハンガーやモールシステムを使ったアレンジが可能な点は、他の陣幕にはないポイント。


使い勝手の良さや自分なりの空間作りを楽しみたい人にはおすすめできる陣幕だと思います。
陣幕の購入を検討しているのであれば、Ujackの難燃TC陣幕も是非チェックしてみてください!
おわり。

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