朝はのんびりするつもりが。。。
翌朝。
今回も日の出とともに目覚めテントの外へ。
車で5分ほど走り、近くにある極楽寺(山頂付近693m)から眼下の景色を堪能するため散歩することにした。
が、途中で門が閉まっており極楽寺へはたどり着けず。

どうやら8時半(時期によっては9時)にならないと門が開かないらしい。
乗り越えていくわけにも行かないので、キャンプ場へ引き返し、キャンプ場内を散歩することにした。
すると、

「冒険広場」と書かれている看板があり、オッサンの少年心をくすぐった。
これは子供が遊ぶにはぴったりの場所があるのではないか!
という期待を胸にオッサンは階段を駆けのぼり、目にしたのは、


草ボーボーフィールドだった・・・。
確かに冒険広場だ。嘘偽りはない。
さらにその奥には「休憩所」へ続く階段が。

休憩をするために急な階段を上りきると、休憩したくないようなベンチがあり。

なにやら案内板があるので見てみると、さらに奥へと遊歩道がつづき「展望所」があるようだ。

このとき分かったのだが、この道は極楽寺まで続いているらしい。
その距離は約2.3km。往復するとちょっと長い散歩にはなりそうだなと思いながら、
とりあえずせっかくなので行ってみることにした。

しかし、進み始めるとこんな45度くらいの階段を上ったり、道中は極楽どころか地獄。
普段運動の足りないオッサンは、足ガクガクになりながらさくらの里という芝の広場まで来て、極楽寺行きはあきらめた。
しかし、ここはキャンプできたらよさそうだけどなあ。
トイレもあったし。

帰りは下りだったので何とか息を吹き返しキャンプ場へ戻った。
登り始めた場所ではなく、炉付きサイトの奥へ出たのだが、ここにも「休憩所」と書かれた看板が立っている。
もうお分かりかと思うが、決して信じてはいけない。
休憩はできない。

朝はのんびり散歩するつもりが、汗だくになり、オッサンらしい匂いを体にまとっての帰還となった。
キャンプ場の今後に期待
初めてのアルカディアビレッジでのキャンプは思わぬ疲労がたまったが、簡単に感想を述べたい。
施設は新しくきれいで申し分なし!
デイキャンプ無料なのは本当に素晴らしい!
テントの試し張りにはもってこいの場所!
フラットでキレイな芝生は、初心者さんや清潔さ重視のキャンパーさんにはおすすめできる。

アダルトピンクの建物はおそらく廿日市市の「市の木」がサクラなのでピンクなのだろう。
建物が芝生のそばにあるのは仕方がない。
しかし、先に書いたように残念な部分はいくつかある。
個人的な意見を言うならば、
・炉付きサイトの炉とベンチはいらない。その分テントやタープを張れるスペースに。
これは以前バーベキュー広場を利用し、炉やベンチを使っていた人もいるかも知れないので全部をなくすのは無理かも知れないけれど、今時、あまり備え付けの炉を使う人も少ないのではないだろうか。
・黄色い提灯は今すぐ撤去!!
これは有無を言わさず今すぐ撤去!
KIRINさん、ゴメンナサイ!
こちらのキャンプ場は指定管理者として廿日市観光協会さんが運営を受託しており、資料によると年間の宿泊利用を3200人、日帰り利用を4500人と見込んでいる模様。
一方、岩倉ファームパークキャンプ場は利用者数 18,655人(平成29年度、宿泊日帰り合算)。
ここができると聞いた当初は、同じような料金設定とアクセスの近さから岩倉の客もこちらに流れるのではないか、やや過密気味な岩倉から客が分散してちょうどよくなるのではないか、という期待があったが、今のままでは岩倉1強の牙城は崩れそうにない。
それにしても、ここはオープンに先立ってモニターなどは入ってないんだろうか。
同じ廿日市観光協会が運営する岩倉には、いくらでもベテランキャンパーや常連さんはいるので、その人たちに泊まってもらうなり意見を聞いていれば、いくらかコメントがもらえたのではないかと思う。(今からでも遅くない気がする)
あくまで観光協会は指定管理者なので、ハコは市のもの。
シロウトが言うほど簡単に変更できるものでもないのかもしれない。
ただ、冒頭の「失敗はキャンプの思い出」ではないが、キャンパーさんがここに来て失敗だったと思われないような今後の改善を期待したい。
と偉そうに言ってみてゴメンナサイ。
近いからまた行く(笑)
コメント
土日にアルカディアビレッジに宿泊してきました!
荷車、新しい物が一台増えてました。
少し上に上がった駐車場の場所も、「区画が一杯だから、まだ未完成だけどそれで納得するなら」と言う事でキャンプさせてるようでした。
それで覗きに行くと、綺麗な炊事場とトイレがあり、広い場所で悠々とキャンプツーリングされてる方々がおられました。
これ以上何を完成指せるのだろう…
やっぱり炉とベンチを…
なのかなあ。このままの方が良いよなあ…
案山子さん、コメントありがとうございます。
上の段は確かにキレイなトイレと炊事場が設置されていて、今後オートキャンプ用のスペースになるというような情報もありますね。
キャンプ場に関しては、アルカディアは市の施設なので、条例で決まっていることをもとに運営しており、廿日市市と相談をして改善、修正をしていくようです。
いずれにしても、利用者の色々な要望が少しずつでも反映されて、いいキャンプ場になるといいですね。