雰囲気たっぷりの燃料系ランタン
キャンプに欠かせない明かり。
キャンプ用の明かりは主にLEDランタンと燃料系ランタンの2つがあります。
LEDランタンはどんどんと新しいものが発売され、コンパクトで持ち運びやすいうえにメチャメチャ明るいものも出て来ていて、十分快適に過ごせますね。
一方の燃料系ランタンは新作が出てくるわけでもないので明るさそのままでコンパクトになるということもなく、デカくてかさばるし、はっきり言って雰囲気重視・・・。
ただ、思い出して下さい。
初めてのキャンプ。
テントを設営してバーべーキューを食べ焚き火をし、
「あ~キャンプっていいな~」
とチェアで背伸びをしながら隣のテントを見て誰もが気付きます。
「何やらカッコいいランタンがぶら下がっているぞ。」
と。
それは、大抵コールマンのガソリンランタンやペトロマックスのケロシンランタンだったりします。
そうです。
燃料系ランタンを見た時、LEDランタンにはない感情が芽生えます。
なんかキャンプっぽい と。
そう、それはキャンプの夜のシンボルであるかのように見えるのです。
で、つまり我が家がそう感じて購入した燃料系ランタンが、「バタフライランタン」です。
燃料系ランタンには、ホワイトガソリンを使うものとケロシン(灯油)を使うものがあり、我が家はランニングコストの面からケロシンランタンを選択することにしました。
ケロシンランタンの代表格はペトロマックスですが、約三万円~とさすがに購入するには勇気のいるお値段。
一方、バタフライランタンはAmazonで7000円台・・・。
購入前に思ったのは、
燃料系ランタンは手順がなんだかややこしく、点灯時に炎上したりするし、メンテナンスも大変。それはペトロマックスでも同じ。
そう考えると、ペトロマックスを買う前にまずはバタフライランタンでいいじゃないかと。
バタフライランタン
バタフライランタンは今でもアジアの田舎町の屋台などで明かりとして使われているらしく、日本ではフシミ製作所というところが輸入改良して販売していたこともあるようです。
ただ、今はもう日本(改良)製のバタフライは販売されておらず、我が家がAmazonで購入したバタフライランタンはというともちろん中国製です。
この庶民派ランタン、本体の見た目はもうシルバーのペトロマックスと言ってもいいくらい。
ただ、グリップホイールや余熱バーナーのレバーに使われている赤いプラスチック部分はさすがに安っぽく見えます。
プラスチック部分をちょっと塗装したらマシになるかもしれませんね。
ケロシンランタンは燃費よし
燃料系ランタンはガソリンランタンやガスランタンなどもありますが、ランニングコストとなる燃料代は意外とバカになりません。
その中でもケロシン(灯油)ランタンは、燃費がずば抜けて安い。
おおよそホワイトガソリンは700円~1000円/リットルほどしますが、灯油は80円~90円/リットルなのでその差は歴然。
灯油臭いとか煤(すす)が出やすいという点を考慮しても選択する価値は十分あります。
ちなみに灯油は入れる時に手に付いたりするとさすがに臭いますが、煤に関しては炎上しない限りは気になるほどではありません。
明るさも十分
ペトロマックスと同じ500CP(キャンドルパワー、ろうそく500本分)なので、明るさは十分です。
写真はいずれもリフレクター(ランタンにかぶせるひさしのようなもの)を付けていないので光が四方八方広がってまぶしいくらいです。
ちなみにルーメン(放たれる光量の数値)で表すと5000ルーメンともいわれますが、そこまで明るいかというと言い過ぎかもしれません。
マントルもコスパよし
燃料系ランタンで必要となるのが消耗品のマントル(光る部分)ですが、やはりバタフライ製は安いです。
使用しているマントルはこちら。
コールマンのマントルがだいたい1枚で200円以上するので、12枚で800円は財布に優しい。
マントルによって明るさが多少変わってくるようですが、こちらのバタフライ製のマントルしか使用したことがないので個人的に比較はできません。
これでも十分明るいです。
また、マントルの耐久性についてですが、我が家の場合、平均キャンプ3泊で一回替えるくらいです。
持ち運びは慎重に
ランタンタンクには灯油が入っているので決して倒れないように運ぶ必要はあります。
倒れてランタンが灯油臭くなるだけならまだしも、他のキャンプ道具が灯油まみれになると後々大変です。
ちなみに我が家のケースはジュート(麻)素材のケースですが、これだけでは心もとないので中にダンボールの型枠を入れて、絶対倒れないように運転席と助手席の間に挟んで運んでいます。
そばにあれば万が一倒れた時もすぐ気付けるし、起こすことができますからね。
購入するならLED HOUSEがおすすめ
バタフライランタンはオークションなどでも出ていますが、購入するならAmazonのLED HOUSEというショップをおすすめします。
交換部品なども販売していて対応もよくショップの評価が高いです。
実際にボクも圧力計の不具合があり連絡したところ、翌日には交換部品を無料で発送してもらえました。
この手のランタンは壊れやすいとか扱いにくいというイメージがありますが、
「お買い上げ後のメンテナンスやアドバイス・相談等もいたします。到着後、1か月間の初期不良による不点灯には対応」
とあり、アフターケアまでしてもらえると安心です。
能力もペトロマックスと同等で、ガソリンランタン並みかそれ以上に明るいため、不具合がなければ(ここ大事ですが)、バタフライランタンはかなりおすすめです。
ちなみに不具合らしい不具合も今のところなく、万が一のときもある程度の部品交換などは自分でできますので、当初はお試しでバタフライを購入した我が家は、もはやペトロマックスにランクアップする気はまったくありません。
まずお試しで燃料系ランタンが欲しい!という方は、コスパ抜群のバタフライランタンはいかがでしょうか!?
コメント