【キャンプレポ】いちいちオシャレなキャンプ場ーFBI DAISEN

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翌朝。

「トイレはどこ?」
という声で目が覚める。

昨夜、車中泊で早めに寝ついたヨメコドモは、朝小便のためトイレはどこかと聞いてくる。

ちん〇んの先をつまんで押さえている次男は今にも漏れるといった具合だ。

とりあえず適当に

「あっち」

と答えテントを閉めて寝袋に戻る。

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数分後。

よっちゃんて誰?

知らね


すぐに戻ってきたヨメコドモに起こされ、テントを出た。

一週間前は雨予報であったが、どうだろうこの気持ちのいい朝。

晴れ男継続中だ。

雲に隠れて見えないが、大山のカタチがときおり太陽に照らされて浮き出す。

どうやら、よっちゃんの教えてくれたのはこのあたりでよかったようだ。

ヨメさんに朝食の準備を任せ、あらためて子供とキャンプ場内を散歩してみることにした。

途中、こんな遊具で足を止めて遊んだかと思えば、

受付前のパブリックスペースにあるトランポリンで早々に子供達は散歩をやめてしまった。

おいおい、オヤジとの散歩はどうなった。

仕方なく一人で場内の散歩を継続。

このキャンプ場のいたるところに飾られているランタン。

おしゃれキャンプの象徴、ランタン。(知らんけど)

一体これだけのたくさんのランタンはどこから仕入れたのだろうと思っていたが、その答えはすぐに見つかった。

子供の様子を見にトランポリンに戻るとこんな木があった。

ランタンのなる木だ。

赤く色づいて、まさに今が食べごろといった感じでランタンがぶら下がっていた。

場内のランタンはここで育てられていたのだ。

「父ちゃんはランタンよりワンタンが好きだよ」

子供にこのことを伝えても、大した反応は見られなかった。

結局その後2時間くらい子供はテントへ戻って来ず、他のキャンパーさんの子どもと仲良くひたすらトランポリンで遊んでいた。

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その間ずいぶんとのんびりできたので、そろそろ境港あたりに今夜の食材を買いに行きたいのだが、子供はトランポリン中毒になっていてその場を離れない。

重度のトラ中になってしまった子供をなんとか連れだす方法はないものかと思っていると、ヨメさんが桝水高原天空リフトなるものがあることを発見し、さらに調べると大山まきばみるくの里という美味しそうな名前の場所もキャンプ場のそばにあることが分かった。

これをエサになんとか子供達をトラ中から抜け出させることに成功し、一路、境港の海鮮市場へ。

カニ 1枚500円、サザエとエビ一皿1000円などを購入し、キャンプ場方面へUターン。

道中は大山の雄大な姿が望める開けた景色に、移住するならこういうところがいいなー、と話しながらドライブ。

キャンプ場へ帰る前に大山まきばみるくの里桝水高原天空リフトに寄った

が、だんだんと長いレビューにしんどくなってきたので感想は簡潔に端折る。

一日に5000個売り上げたこともあるらしいまきばみるくの里のソフトクリームは明らかにそこらへんのソフトクリームとは違うことは食べれば分かる。

桝水高原天空リフトは思ったほど高い場所まで連れて行ってくれないが、登った先で見る景色は日本海や遠くの山まで見渡せるナイスビュー。

以上

キャンプ場へ帰るころには夕方になっていて、さすがにたくさんのキャンパーさんがチェックインしてあたり一面テントだらけになっていた。

張ったままにしていたソロテントをFAXE4に貼り替え、夕食の準備を始めたが、子供たちの姿が見当たらない。

むむっ。

抜け出せたと思っていたトランポリンだったが、更生するのはなかなか難しいようだ。

その後、トラ中の子供たちを半ば強引に連れ戻し、買った魚介類を片っ端から食っていく。

なかでも絶品だったのは、「のどぐろ」だ。

これまで何度も島根や鳥取に来たことはあるが、のどぐろを食べるのは初めてで、こんなにもおいしいとは知らなかった。

のどぐろと白いご飯だけで満足できそうだ。

分かりやすく言うと、日本人に生まれてよかった、と思う味だ。(分かるかな)

この先、好きな魚は何?と聞かれたならば迷わず「のどぐろ」と答えるだろう。

ノドグラーと化したオヤジのそばでは、これまたカニのうまさに目覚めた長男が必死にカニを食っていた。

今まで、えびかには好きじゃないと言っていた長男だが、とうとうカニ派となってしまった。

必死に食欲を満たすノドグラー急進的カニ派をよそに、ヨメ次男は早々とテントに入って寝た。

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昨日とは打って変わってにぎやかな夜だ。

ひしめき合うようにテントが張られている。

近くに張ったカップルのテントから聞こえた会話。

「初めてのキャンプでこれだけ人がいると、逆に安心だね」

普通は人が少ない方が開放感があるが、状況によってはそういうものかもしれない。

このカップルの今後のキャンプライフに幸あれ

と、ノドグラーは遠く暗闇のなかにうっすら見える大山を眺めながら思った。

そして、にぎやかな話し声が深夜にまで及ぶ中、いつしかノドグラ―は眠りに落ちた。

※注)このブログは時々シリアスになります

翌朝。

禁断症状のとまらない子供は早朝からトランポリンへ。

「朝飯などいらねえ、オラたちはトランポリンさえできればあとは何もいらねえ。」

「んだ、んだ」

子供連れの方は、FBI DAISENのトランポリンにご注意ください。

片付けを終えて、子供たちを連れだす魅力的なエサはあれしかない。

大きな砂場だ。

FBI DAISENをあとにして、一路「鳥取砂丘」へ向かった。

その道中、ヨメが聞いてきた。

よっちゃんて誰?

おしまい。

コメント

  1. えびかに より:

    今回も腹を抱えて読ませて頂きましたが、他人事とは思えない文章が見受けられました。なぜでしょう涙がとまりません。

    • YAMA@CAMPYAMA より:

      えびかにさん
      しょうもない記事をお読み頂きありがとうございます。
      何を気になされているんですか(笑)思いあたることがありません😁
      あえてアンダーバーひいて分かりやすくもしてません(笑)

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