【キャンプレポ】初の完ソロでゲームオーバーも大満足

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久しぶりの金曜日の夜キャンプ。

思い立って行く事にしたのが前日だったので、友達を誘うも予定が合わず一人で行くことになった。

金曜日の夜キャンプは仕事終わりの夕方出発であるため、距離が近い岩倉ファームパークが定番となっているが、今回は涼しさを求めて小板まきばの里をチョイス。

予約状況を見ても誰もいそうになかったので、初の完ソロが濃厚となった。

完ソロ・・・誰もいないキャンプ場、あるいは野営地で完全に1人でキャンプすること。

キャンプ場内に他のキャンパーさんがいたら、それはただのソロキャンプであって完ソロにはならない。

それだけに完ソロができるのはなかなか貴重な機会だ。

以前我が家だけがキャンプ場に泊まった完ファミキャンは経験したことがあるが、完ソロは初めてだ。

クマの襲来や霊的な現象へも一人で対処しなければならず、男としての勇気が試されるキャンプ!

それが完ソロだ!

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涼しくて星のキレイな夜

通常のチェックインは17時までのところ、遅くなっては申し訳ないので仕事が終わり次第、高速道路を走って向かう。

途中、強めの夕立の雨に遭遇。

日中は外にいるだけでキツイ気温だったが、キャンプに行く道中にその暑さをやわらげる雨が降るとは、もはや晴男の枠を超えている。

いい具合のコンディションまで整えちゃうコンディショナーの称号がふさわしいのではないかと自分でも思う。

そんなことを思いながらキャンプ場に着いたのは午後7時前となった。

誰もいないキャンプ場。

完ソロ確定だ。

とりあえず設営を開始していると管理人のお二人が登場し雑談。

のちほど星を一緒に見ませんかとお誘いいただき、設営しながらビールを飲んで過ごす。

8時頃に再び管理人お二人と合流し、見浦牧場付近の星がよく見える場所へ移動した。

まわりに高い山がなく、開けた空間は360度空が見渡せる。

前日はもっとよく見えたそうだが、それでも普段見ることができないほどの星空だった。

キャンプ場での天体観測には、月齢を見て新月の前後を狙うのもいいようだ。

逆に満月の時はでっかい月がドガーンと上がるということなのでこれも楽しみ。

参考:月齢カレンダー(出典:koyomi.vis.ne.jp)

天体観測を終えテントに戻る。

焚き火とビール。

まわりのテントの笑い声や話し声とも無縁な静かな夜。

時々、イノシシの鳴き声のようなものが遠くに聞こえる。

完ソロ初体験はとても贅沢な時間だったが、慣れないせいかチェアに座って本でも読みたいのに、ビールを一口、二口飲むとなぜか立ち上がってウロウロしてまた座るということを繰り返した。

そうこうしているうちにいつの間にか12時になっていたので寝ることにした。

あえて灯りを付けておくのがいいのか悪いのか分からないが、万が一クマが来たり、誰かがテントの入り口に立つような霊的な接触があった場合を考えてLEDランタンだけ灯して寝た。

ビビッているわけではない。

夜は17℃くらいまで気温が下がった。

半袖で寝袋の上に寝転んでいたが、さすがに寒さを感じて寝袋に入りこんだ。

夏場なので寝袋は薄め。

芸人ヒロシの動画ですすめられるがままに2年ほど前に買った寝袋だが、夏はほんとにこれで十分でござる。

購入したのはCOMTOAというブランドでしたが、現在は販売されていません。

ゲームオーバー

キャンプの日は朝の静かな時間を堪能するため、日の出前に起きる。

今回も同様に起きたけど、よくよく考えたら誰もいないので何時に起きようが静かなのだった。

朝食を作る頃には気温も少しずつあがる。

だだ、ここのサイトは東側にひょうたん山があるためしばらくは影が出来て涼しい。

管理人さんが来られ、牧草地へ行くとのことだっので朝食を食べたあとに遅れて行ってみた。

牧草地にはイノシシが盛大なパーティーをしたらしく、ボコボコに穴が開いていた。

芝生サイトにイノシシが出たら大変なことになると管理人さん。

雑談のあと軽トラで小板集落などキャンプ場周辺の見どころを案内して頂いた。

昨日の天体観測といい見どころ案内といい、本当にホスピタリティの塊のような人たちだ。

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キャンプ場に戻って朝8時にはほぼ撤収を終えた。

金曜日の夜キャンプは翌朝遅くとも朝10時には家に到着しなくてはいけないという、我が家の鉄のおきてがある。

ヨメ子供を残して、一人でキャンプに行かせてもらう訳だからこの条件は飲まざるを得ない。

せっかくの完ソロだが早めに切り上げるほかない。

10分遅れるごとにヨメさんの機嫌が斜めになり、1時間も過ぎてしまえばゲームオーバーだ。

さて、帰るか。

誰もいないキャンプ場にアディオスしようとしたところで、軽トラの音が聞こえてきた。

管理人のお二人のお出ましだ。

再び話し込んでいるうちに丸太を切るというので、見学させてもらうことにした。

赤松を板状にスライスして、トイレの壁に貼るとのこと。

ちょっとやってみますか、と言われ製材機の操作もさせてもらった。

木を切って枝を落とし、皮をはいだ丸太から板を作る。

手間がかかるがこれがホントのブッシュクラフトだ。

ひと段落したところでヨメの顔が浮かんだ。

気付けば9時45分を回っていた。

我が家に着く頃にはどのみちゲームオーバーだ。

遅れついでに朝、管理人さんに教えてもらった旧道を通って帰ることにした。

道幅が狭く曲がりくねり、県道を通るより10分以上時間がかかる道だったが、初めての完ソロで大満足し、気分よく鼻歌を歌いながら帰った。

帰宅時間が遅れてしまったので次のキャンプの許可が下りにくくなる。

さあ、なんて言い訳をしようか。

おわり。

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