
前回までの騒がしい夜はすべて人から発せられる音でしたが、
最後は自然音。
川のせせらぎ。
波の音。
雨の音。
カミナリ。
いろんな音がありますが、我が家が悩まされたのはコレでした。
実録#5 風
キャンプ場に吹く風。
気温が高くなる時期にはタープで日差しを避け、風が吹けば気持ちいい。
しかし、そんな風も強すぎるとうるさくなる。
先日のキャンプでなかなか強めの風が吹き始め、これから寝ようかなという時間だったのにテントがバタバタ音をたててうるさい。
テントはそもそもなるべく薄く、軽く、丈夫に作ることに注力しているので、防音という点ではほとんど無力だ。

耳元で続くバタバタ音。
あまりにうるさくて眠れない。
いったいテントのどこがバタついているのだ!
と外に出てみると、フライシートが原因だった。
我が家のFAXE 4は入口に庇(ひさし)のような部分があり、ここをしっかり張るのがなかなか難しい。

今日は特にテキトーにフライをかけて、ピンと張るような位置にペグも打たなかったからなあ。
といろいろ考えながら、夜中にペグを打ち直すというのはそれこそ騒音になってしまうので仕方なくそのままにして寝ることにした。
そして、こういう日に限って耳栓を忘れた。

こちらが耳栓を忘れたのを知っているかのように、ヤケクソのようにバタバタが強まる・・・。
もうどうにでもして・・・。
やがて酒がちょうどよく回って、なんとか眠りについた。
騒がしい夜を乗り越えるためには・・・
3回にわたってキャンプ場の騒音、にぎやかさについて書きました。
スピーカーからの音、ギター、歌、時間を考えない会話や行動、
そして、風の音。
このほかにも、
おなら
いびき
なども考えられるけれども、「実録」なので遭遇していない音については書いていない。
このように、キャンプ場は基本的に自然に囲まれた場所だけど意外とうるさい。
自然に囲まれた静かな環境だからこそ、逆に音が際立ってうるさく感じるともいえる。
我が家は小さい子供がいるので、他の家族の子供がはしゃぐ声を聞いても、
”楽しそうに遊んでるな”
と思う程度で気にすることはないが、それをうるさいと感じる人ももちろんいる。
みんなが周りの状況を見て行動ができればいいのだが、人それぞれ感じ方も違うので居合わせる人すべてにそれを求めるのは難しい。
(もちろん、夜中に大声で話すことや大音量の音楽は論外…)
要するに何が言いたいかというと、キャンプ場では予期せぬ騒音や防ぎようがない音があるということ。
そして、それには前もって対策を準備しておくことが必要だということ。
つまり、
耳栓をキャンプ道具のひとつに加えることをおすすめします!
という話でした。
↓ 使用している耳栓です。なんとなくミリタリーな感じがアウトドアっぽいので。
↓ 自分の耳に合う耳栓を探すなら、まずはお試しセットもおすすめです。
↓ 洗えるフランジタイプもあります。使い捨てよりお値段高めです。
耳栓は荷物にもならないので、騒がしい夜に備えてひとつ持っておくと頼りになります。
おわり。
コメント