どうもYAMA@CAMPです。
コロナウイルスが想像以上に大変な状況になってきていますね。
まずは、コロナウイルスの1日でも早い終息と闘病を余儀なくされている方々のご快復をお祈りしたいと思います。
さて、ウイルスの拡大に反してキャンプ需要にはあまり影響がないどころか、かえって行く人が増えているようでしたが。
さすがに外出自粛なんて話が出て来たので、ここにきてキャンプも一時休みになる人が多いかもしれないですね。
とはいえ、春を迎え我が家もようやくファミリーキャンプに繰り出せる季節となり、そろそろキャンプ行こか、という空気になってきたところ。
で、ゴールデンウィークまでには少し落ち着いてくることを祈りつつ、予約だけでもなんて話始めたときには、もう一か月後に迫っている。
これは急いで予約をしなければ先日の3連休同様、世間のキャンパーがキャンプ場に繰り出しているのをうらやみながら、ハンカチをくわえてただジッと家でおとなしくするという寂しい思いをしなければならない。
しかしながら、ゴールデンウィークに空きのあるキャンプ場を色々探すもめぼしいところはほとんど満員御礼。
少し対象となるキャンプ場の範囲を広げながら、まだ行ったことがなくてステキなキャンプ場をくまなく探す。
すると、おやおや、鳥取県の大山近くのグランピングができるおしゃれなFBI大山キャンプ場がまだゴールデンウィークの予約を開始していない!
どうやら予約システムの不具合で予約開始日が遅れていた模様。
第1戦 初出場最初の戦い
数日後の平日正午から予約開始とのことで、たまたまその日は会社を休んでいたため、正午前にパソコンの前にスタンバイ。
時計を睨みつつ、マウスを握る手に力がはいる。
予約合戦への初出場。
否が応にも緊張が走る。
あと、30秒・・・・。
10秒・・・・、5秒・・・・・
ヨシ!
・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・。
画面が変わらない。
相変わらず、”〇〇日正午から予約を開始する” というお知らせの画面から一向に予約画面にならない。
・・・・・・・・・・・。
アクセス集中しすぎて開けない間に他の人はどんどん予約して空きがなくなる、という不戦敗のような終わり方は避けたい。
何度もページを読み込みなおすも画面変わらず。
5分・・・・、10分・・・・。
100回以上は読み込みを繰り返す。
20分・・・・。
電話をしてみる。
「ハイ、FBIだいせんですっ!」
あの~。
「本日の営業は終了しています!」
留守電かい。
30分・・・・、1時間・・・・・。
画面は変わらない。
1時間以上経つと、さすがに今日は予約できないんじゃないか、と思い始める。
FBI大山。
FIRST CLASS BACKPACKERS INN だ。
ファーストクラスだ。
そして、待つこと3時間。
ようやく ”システムの不具合で本日の予約はできない” みたいなメッセージが現れた。
・・・・・・。
「ファーストクラスがそのメッセージ出すのに3時間もかかるかねっ!考えられへんっ!!」
って誰かがそう言ったにちがいない。
「画面の前に待たされた多くのキャンパーがおるんだぞ!対応はエコノミークラスか!」
と、また別の誰かがそう言ったかもしれない。
(少なくともボクはそんなことを言ってはいない)
とにかく、その日の予約はなくなった。
第2戦 完全アウェーの戦い
その数日後。
改めて予約の開始日がアナウンスされた。
その時刻、平日の深夜1時。
「なんだ?ニューヨーク市民でも対象にした予約開始時間なのか?」
と誰かがつぶやいただろう。
そのころ、ニューヨークでは、
「Oh ! アリガトゴザマース!コレハ予約シヤスイ時間デースYO! 」
と、すでに勝利を確信し喜ぶ声があちこちで聞かれた。(であろう)
しかし、やらねばなるまい。
それが完全アウェーな状況でも。
当日、睡魔が襲うなか、予約開始の午前1時まで残り5分、4分、3分・・・。
FBI大山のホームページを繰り返しリロードする。
心なしかパソコン画面の動きが重くなってきた気がする。
「これは・・・、いよいよだな・・・ゴクリ・・・。」
そして、10秒前からカウントを始め、いざ予約画面をクリック!!!
がっ!予約するためのカレンダーが表示されない。
”カレンダーが表示されません” の文字が出続ける。
ああ、アクセスが集中している!
ニューヨーカーが大量にアクセスしているのだな!?
ようやくカレンダーが開いたが、目に飛び込んだのは、いたるところXバツ印で予約が埋まっていっている状況!
くそー、グランピングはだめか!
いや、我が家はハナからグランピングをする気などない!
なぜなら、グランピングの宿泊費はソロテントが買えるくらいの値段。
我が家に与えられた選択肢は、フリーサイト(FIELD)のみ!
FIELDクリック!!日付クリック!!!
あんど 名前住所電話番号人数テント数 タイピング!!!!
・・・・・かくして無事予約は終わった。
これまで、キャンプの予約のために、よ~いドン!で行われる予約合戦に参加したことは一度もなく。
そういう意味では初めての経験。
しかも相手がニューヨーカーとは予想もしていなかった。
次の日、やや寝不足になりながら午前中の仕事を終え、昼休みに予約状況はその後どうなったかが気になり、改めて予約画面を開いてみた。
フリーサイトには空きがあった。
いや、あの深夜の戦いはなんだったんだ。
ボクは勝者であり敗者のような気分になった。
ともかく予約で押さえたゴールデンウィークのFBI大山。
コロナウイルス次第ではありますがニューヨーカーであふれかえるキャンプ場を楽しみたいと思います。
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