
[ 上海 4月23日 ロイター]
ゴールデンウィーク中のキャンプはもはや不可能な状況となりましたが、世のキャンパーの中には未だ諦めきれずにキャンプ場以外の場所(山林や河川敷)でのキャンプなども検討されているとか。
もはや、そこまでしてキャンプをする必要はないように思いますが、みなさんキャンプに行きたくて仕方がないのでしょう。
40代の広島県在住のYさん。
この男性もコロナウイルスの影響で、しばらくの間キャンプを断念せざるを得なくなったキャンパーのひとりです。
過去何度かお話を伺っていますので、その経緯については以下の記事をご覧下さい。
その男性からキャンプが世間から非難の的となっている、との連絡がきましたので仕方なく話を聞いてみることにしました。
前回、ゴールデンウィークのキャンセルをようやく決意した男性。
まずはキャンセルについてはどうなったかと聞くと、結局自分でキャンセルすることはなかったというから驚きだ。
男性「ええ、まあ。キャンプ場のほうから電話がありまして、休業するからキャンセルさせてくれと。
ようやく自分からキャンセルをする決意を固めたのに、キャンプ場の方から来るなといわれたみたいで悔しかったです。」
ただ単にあなたの行動が遅かっただけだと思いますが。
悔しいという感情になりますか。
まあいいでしょう。
男性「そんなことより、聞いてくださいよ!このところ毎日ニュースで話題になっていることなんで知っているかもしれませんが。
休業要請にもかかわらず営業しているキャンプ場があって、県外からも人が押し寄せているらしいですよ!
ワタシみたいに自粛している人がバカみたいですよね!
知事の要請に従わなかったことでキャンプ場名が公表され、逆にキャンパーが集まってしまったみたいです!
キャンプ依存症の人はこういう時にも行ってしまうんですね。」
・・・・・。
それはキャンプのことでしたっけ? という言葉を飲み込み男性の話を聞き続けた。
垣間見えた男性のストレス

男性「今日になってようやく休業したキャンプ場もあったみたいで、そのことを知らないキャンパーはキャンプ場の入り口でそれを知って、がっかりして帰っていく人がいたみたいです。
なかには、”キャンプばっかり悪者にされるのはおかしい” と怒るキャンパーもいるととか。」
う~ん、キャンプのことじゃないな。
男性「大阪の700のキャンプ場は全部閉まったそうなので、キャンプ場近くの住民はホッとしたでしょうね。」
ほう、700キャンプ場が。
男性「キャンプで生計を立てているキャンプロの人は、他県に移動しながらキャンプを続けている人もいるみたいですよ。感染リスクは恐れていない、気にしていないとか。」
キャンプロね。
急速な広がりを見せ、収束の兆しがみえないコロナウイルス。
この男性のように、ゴールデンウィークのキャンプに行けず、そのストレスからもう訳が分からなくなっている人も少なからずいるのではないでしょうか。
「あ、キャンプのことじゃなかった!蒙古タンメン中本のことでしたね!」
人間、何かを我慢すると色々とメンタルに支障が出てくるのだろう。
男性が最後に発したこの言葉に記者は言い知れぬ恐怖を覚えるとともに、蒙古タンメン中本なら食べたあとの汁にそうめんを茹でて追加すれば二度楽しめることを男性は知っているだろうかと思いました。
ーー 引用 YAPOO ニュース ---
(コロナウイルスの1日でも早い終息と闘病を余儀なくされている方々のご快復をお祈りします)
コメント
子供たちが外での遊びを我慢しているにも関わらず、大の大人が我慢できず野遊びをしているなんてね、感染リスクは恐れていない人、気にしていない人とかは感染しても検査もしないで、病院にもいかないで欲しいですよ。
そうですね。こんな事態は初めてのことで何が正解か誰も分からない。気ままには動けない、ただただ自粛の毎日ですね。